剣盾の情報公開で開示されたガラル地方のダイマックスは定説を根本から揺るがすものであった。どう考えてもオオアマカジの正体はダイマックスしたアマカジなのである。あの人体を優に上回る推定でも10mの大きさまで等しく巨大化する姿は伝説のとおりではないか。
しかし、現在の情報では伝説のオオアマカジが単にダイマックスしただけのアマカジであると断言できない、未だ証明できない項目がいくつかある。それらをについて述べていこう。
1,ダイマックスはガラル地方でも特定の場所でしか行えない
現時点でのわずかな情報であるがダイマックスはトレーナーの力を借りずとも行うことができるようだが、それをなすためには特定の力場でなければならない。ジムがそれに該当するようだがどこでもダイマックスを維持するといったことは現時点では不可能であると推察できる。ましてやアローラ地方でダイマックスが確認されていないことからアローラに伝わるオオアマカジの伝承とはいささか矛盾する。アローラとガラルの位置関係がハワイとイングランドと同じであると仮定するならばあまりにも離れすぎているため直接伝わったとは考えにくい。ましてやアローラは諸島群の辺境の地であり、豊かな自然くらいが売りで交易の要であったとは考えにくいので人の行き来も少ないと思われる。
2,ダイマックスは長時間維持できない
仮にジム等の場所でダイマックスを行ってどこかへ移動してもダイマックスを継続できるとしてもそもそもダイマックスは負担が大きいのかごく短時間しかその巨体を維持できないことがわかっている(どうやら例外もあるようだが)。そのため遠くアローラまで移動したとは考えにくい。
ダイマックスにより今後オオアマカジがトレーナーの手の届く存在になることは間違いないだろう。オオアマカジの正体についてのさらなる追求は今後の情報開示を待つほかにあるまい。
あまいかおりの導くままに
おまけ
当然のように飛行できることが判明したアマカジ